「ゆいレール」の課題

    「ゆいレール」は、沖縄都市の交通渋滞を緩和するための切り札となり、県民の新たな足として、沖縄県に着実に普及し始めています。ところが、利用の実績は目標に達しておらず、利用者を増やすために徹底して取り組んでいます。
    沖縄都市モノレールによると、開業から乗客数については伸びているのですが、目標の利用者数に届いていないようです。現在では、乗客が特に少なくなる土・日、祝祭日に乗客を増やす対策に力を入れています。逆に言えば、平日の利用者は増えているので、平日の交通渋滞の緩和に関しては、成果を着実に上げています。また、パーク&ライド専用駐車場もとても人気があります。しかし、観光やレジャーでは、まだ車を利用する人が多くなっています。
    また、現在のゆいレールの路線は、那覇市を中心とした地域だけなので、路線を延ばす計画が検討されています。この計画では、沖縄自動車道につながるルートが選定されており、有力なルートは、首里石嶺地区を通る「浦添ルート」です。現在、浦添ルートを実現させるために、事業化に向けて浦添市と那覇市が検討を行っています。
    計画では、沖縄自動車道とつながる交通広場に、パーク&ライドの大規模な施設を設置することが検討されています。もともと沖縄県は車中心の社会なので、鉄道と自動車が並列して発展した地域よりも、公共交通へ乗り換える体制が求められているのです。今後ゆいレールは、自動車交通とどのようにして連携していくかが注目です。

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