「パーク&ライド」とは?

「パーク&ライド」とは、自動車で自宅から駅やバス停まで運転して行き、郊外にある公共交通機関の駅に設けられた駐車場に停めた後、公共交通機関に乗り換えて、目的地へ向かうシステムです。パーク&ライドの最大の目的は、都心部や観光地などの混雑する地域の交通渋滞を緩和するためです。「P&R」と略されたり、バスへの乗り換えの場合は「パーク&バスライド」と呼ばれたりすることもあります。
パーク&ライドは、もともとアメリカで進められたシステムで、これにより交通環境が正常に保たれ、交通量の減少につながるため、交通渋滞が緩和しました。さらに、車の排気ガスが削減され、大気汚染を軽減し、二酸化炭素の排出量を減らすといった効果も期待されます。
また、自動車が発達している地域を中心として、電車の駅や高速バスの停留所の近くに、利用客専用の駐車場を設置して、数日間無料で駐車できるサービスを行っている例もあります。このようなサービスも、「パーク&ライド」と呼ばれています。
しかし、実際には問題点もあります。駐車場を設置するには広大な土地が必要なので、地価の高い都心部などでは導入が困難となります。また、電車やバスが来るまで待たなくてはならなかったり、巡回先が限定されたりしてしまうこともあり、利用者数が伸び悩んでいます。パーク&ライドは、十分に公共交通機関が発展している地域では効力を有しますが、電車やバスの本数があまりなかったり、車がないと生活できなかったりする地方では有効とは言えません。

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