恋愛小説「赤と黒」その2

    古典の恋愛小説である、「赤と黒」のストーリーについてお話している続きです。
    軍人を諦め聖職者を目指すジュリアン。
    彼が聖職者を目指した理由は、聖職者が高収入であり贅沢な暮らしをしていたからです。
    それに憧れてのことですので、特に神様に仕えたいからと言う気持ちからではありませんでした。
    言ってみれば「よこしま」な気持ちですよね。
    さて、ジュリアンは町長の家で家庭教師として働くことになりました。
    彼の頭の良さを買ってくれた町長、レナールの家に通いました。
    そして、その家の奥さんと恋に落ちます。
    こうした、出来事、「ある家に通うようになり、そこの奥さんと恋に落ちる」と言う話は、恋愛小説には良くあることですよね。
    激しく愛し合う2人、この不倫は続きます。
    ですが、自分の奥さんが他の男性と恋に落ちたことを、夫であるレナールが気づかないわけありません。
    「なんとなくおかしい!」と、夫がジュリアンを疑うようになりました。
    こうなると、「この不倫がバレては大変なことになる!」そう思った、レナール夫人はある行動に出ます。
    彼の身を案じて、聖職者として神学校に送り込みました。
    こうして、レナール家からジュリアンを引き離すことで、彼を守ったのです。
    言ってみれば、婦人の優しさですよね。
    愛しているのだから、離れたくないでしょう。
    ですが、そこを彼の身を第一に考えて、神学校へ送ったのですからね。
    その後、レナール婦人は不倫の懺悔をし、反省の日々を送っていました。

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