恋愛小説「赤と黒」その3

有名な恋愛小説である、「赤と黒」のお話を続けます。
その学校でもジュリアンは頭脳を発揮し、校長であったピラール神父にその才能を買ってもらえます。
その結果、大貴族であるラ・モル侯爵の秘書にジュリアンが推薦されたのです。
これはジュリアンにとって大きなチャンスになりました。
ですが、その家では、侯爵の令嬢であるマチルドにジュリアンは見下されます。
ジュリアンはマチルドのそうした扱いに対して、当然、怒りました。
ですが、なんとかして彼女を征服したいと思い始めたのです。
「自分を見下した女をものにしてやる!」、このことに心を燃やしていたのです。
また、マチルドのほうも、そんなジュリアンに惹かれていました。
なぜなら、マチルドの周りにいる貴族連中と、ジュリアンは全く違っていたからです。
マチルドにとって、ジュリアンは激しい情熱を持っていることなど、他の人にないものを持っている青年であり、また彼の才能も認めていました。
ジュリアンとマチルド、お互いに気持ちがあれば、自然と恋に落ちますよね。
まあ、こうして身分の違う2人が恋に落ちることは、恋愛小説に欠かせないエッセンスだと思います。
やがてマチルダは彼の子供を生み、侯爵も仕方なく2人を結婚させました。
でもそこは身分の違いが問題になりますから、ジュリアンを某貴族の一族と言うことにして、陸軍騎兵中尉にしました。
ジュリアンとしては、これは出世ですよね。
昔、軍人として出世することを夢見ていたくらいですから、彼にとって大きな喜びとなったでしょう。
ですが、この恋愛小説は身分の違いを乗り越え、結婚したと言うハッピーエンドにはなりません。

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