温泉とは

「日本人は温泉好き」と、よく言われます。
温泉好きとされている私たち日本人のもつ、温泉としてのイメージには、「地下から沸き出るお湯を利用している、山あいの入浴施設」とか、「特別な効用のあるお湯を利用している入浴施設」というものが多くを占めるのではないかと思います。
中には、ただ単に「大きな湯船に浸かる事の出来る入浴施設」という方もおられるかもしれません。
そもそも、温泉とはどういうものなのでしょうか。
「温泉=入浴施設」とイメージする方が多いことは確かなようです。
ですが、もし、「温泉=大きな湯船に浸かることが出来る入浴施設」ということでしたら、街の中にある「銭湯」も「温泉」ということになります。
温泉に対する定義があまりに漠然としすぎてしまっていることが、「温泉=入浴施設」というイメージに繋がっているのではないかと思います。
もともと温泉とは、地熱により熱せられた地下水が地中から湧き出している現象や、そのお湯のことを示す用語でした。
一般的に考えられている区分は、まず地下水を、普通の地下水である「常水」と、それと異なる、異常な状態にある地下水を「鉱水」として区別しました。
そして、「鉱水」を「鉱泉」と「温泉」に細分化しました。
実は温泉には、「温泉法」という法律で定められた定義があります。
温泉法というものがあること自体、初めて知ったという方も多いことと思います。
温泉法は、温泉の保護や、温泉の採掘に伴う災害の防止のために昭和23年7月に公布されました。

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