由来

    遡ること1200年以上も前に弘法大師が開いた霊場である「四国霊場」が始まりとされています。
    四国霊場は、人々に降りかかる災難を除く目的で開かれました。
    そして後に弘法大師の高弟が弘法大師の足跡を遍歴しました。
    これがそもそもの「四国霊場巡り」の始まりとされています。
    そして八十八ヶ所というのにも意味があります。
    人間には煩悩があり、その数は八十八個あるとされています。
    そのため八十八ヶ所の霊場を巡って参拝することにより煩悩が消えて願いが成就すると言われています。
    他にも男女の厄年の数をたしたものだという説もあります。
    男性は四十二歳、女性は三十三歳、子供が十三歳たすと八十八です。
    他にも「八」という数字が末広がりでいいという理由や無限大で宇宙を表現しているという理由があります。
    さらに私たちの主食である「米」を分解すると「八十八」になるなどの理由もあります。
    このようにして「八十八ヶ所」巡礼するという理由は様々な説があります。
    「遍路」は日本全国他にもいくつもありますが、今では「遍路」と言われれば「四国」と誰もが思うほど有名になりました。
    「四国遍路」では緑のきれいな山々を初めとして、太平洋や瀬戸内海を望むこともできて、平野や丘なども多数あり自然に囲まれた地を多く巡ります。
    自然は時に厳しく時にやさしく迎えてくれます。
    また道中で試練を迎えることもあるでしょう。
    人とのふれあいを感じることもできるでしょう。
    「四国遍路」とは人生における苦しみを癒して、生きて行く上で必要な喜び、やすらぎを与えてくれる人生の旅なのです。

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