鉱泥浴について

鉱泥浴(こうでいよく)とは、簡単に言いますと泥湯のことで、温泉成分の含まれている泥を利用して入浴します。
女性の方の中には、海草パックや泥パックをされた方もいらっしゃるかと思いますが、鉱泥浴もそれに近いものがあり、美肌効果が高いとされています。
鉱泥は水に比べて、熱の電導度や比熱、熱容量が小さく、流動性も少ないため、同じ高温度の水よりも長く耐えることができます。
つまり、お湯でしたら10分も入っていられないような温度でも、鉱泥では長時間入っていることが可能になるというわけです。
長時間の入浴は、身体を芯から温め、また、浴後のぬくもりも数時間は持続します。
そのため、坐骨神経痛や関節痛、筋肉痛、リューマチなどの痛みを和らげる効果や、冷え性への効果が期待できます。
また、不妊症や月経不順、更年期障害などの婦人科の療養にも効果があります。
美肌効果があるとされる理由は、泥土が地肌の汚れや余分な脂肪を取り除き、かつ、温泉成分が肌に浸透するためです。
浴後は、潤いと透明感のある肌になると言われています。
鉱泥浴の方法は、40~50℃の温度の泥の中に、30分を超えない程度の時間、入浴します。
浴後は、シャワーで泥を洗い落とし、1時間程度安静にします。
鉱泥浴には、モール(植物)泥炭、火山性の泥、温泉泥が主に使われますが、温泉に天然の泥を溶かし込んだものに入浴する方法もあります。
別府温泉のなかの坊主地獄の近くにある「鉱泥温泉」は、鉱泥浴ができる温泉として有名です。
別府には、鉱泥浴の出来る温泉施設がほかにも2箇所あります。

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