飲泉について

    温泉療法の一つの方法に、温泉のお湯を飲む「飲泉」があります。
    お湯を飲むことで、温泉成分を身体の中から直接吸収することが出来ます。
    日本での温泉文化は、古来より入浴療法が主で、飲泉療法の歴史はそれほど古くはありません。
    ヨーロッパの温泉国であるドイツでは、「温泉は野菜と同様のミネラルを含んでいるので、飲泉は野菜を食べるのと同じ」であると考えられ、温泉療法といえば飲泉を意味するほど普及しています。
    ここでは飲泉の方法についてまとめてみました。
    ◆必ず、飲泉許可のある温泉で行う。
    どの温泉でも飲泉可能というわけではありません。
    必ず確認するようにしてください。
    ◆湧出口のお湯を飲む。
    温泉の噴出している湧出口から出たてのお湯を飲みます。
    水筒やポットに入れるなどして時間が経ったお湯は、温泉の老化現象が起きています。
    ◆ゆっくりと時間をかけて飲む。
    一回の飲泉量はコップ1~2杯程度(100~200ミリリットル)です。
    これを時間をかけ、一口一口ゆっくりを飲むようにして下さい。
    ◆飲む時間について。
    食塩泉、炭酸泉、重曹泉は早朝空腹時と夕食前に飲み、朝食・夕食は飲泉後30~60分ほど空けてからいただきます。
    鉄泉は空腹時に飲用すると、胃腸の粘膜を刺激して胃腸障害を起こしやすいため、食後、胃の中に食物がある間に飲みます。
    ◆その他注意事項
    下痢気味の方は芒硝泉、炭酸泉、硫黄泉の飲泉を、また、腎臓や心臓に疾患のある方や高血圧症、むくみのある方は、食塩泉、重曹泉、芒硝泉の多量の飲泉はやめるようにしてください。

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